アースダイバーマップBis Earth Diver Map Bis : 多摩美術大学 中沢新一ゼミ + 首都大学東京 渡邉英徳ゼミ

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2010年10月20日水曜日

アースダイバーマップBis for スマートフォン

アースダイバーマップBis、スマートフォン対応版を公開しました。まだまだ暫定版ですが、ある程度みられるものになったので紹介します。


Google Maps API version3を使っているので、iPhoneのピンチ機能によるズームイン/アウトが使えます。http://e.mapping.jp/ に端末からアクセスすると、iPhoneあるいはAndroid専用のコンテンツに自動転送されるようにしました。もちろんPCでも閲覧できます。

大量のデータは載せられないので、アースダイバーマップと投稿データのみ閲覧できる簡素なものにしています。なんだかパステルカラーでかわいい感じになりましたが、なるべく軽くするための仕様上の都合です。たぶん。

史跡データと重ねて立体的に閲覧する場合は、これまでどおりGoogle Earth版をご覧ください。(渡邉英徳)

2010年10月18日月曜日

稲荷マッピング雑感 ① 「本郷台〜上野台」

アースダイバーマップbisに興味を持ってくださった皆様の投稿のおかげで、地図が徐々に充実してきています!本当にありがとうございます。

かくいう僕も一参加者としてiPhoneを片手に東京23区をフィールドワークし、若干数ながらお稲荷さんをマッピングしました。中沢新一ゼミtwitterでも逐次感想などをtweetさせて頂いているのですが、これらの経験をある程度まとまった形でブログの記事にしておこうと思います。これからフィールドワークをしてみようかと考えている方の参考に少しでもなれば幸いです。

■本郷-上野

根津神社を起点とし、上野駅を目指しました。


根津神社は日本武尊が創祀したとされる古社です。末社には駒込稲荷と乙女稲荷の二社、伏見稲荷を彷彿とさせる鳥居回廊は必見です。ここから東大病院を抜け不忍池に降りる坂道を下ると、境稲荷という稲荷社があります。創建年代は不明ですが、九代将軍足利義尚が再建している事から、少なくともそれ以前の創建である事は間違いないようです。注目して頂きたいのはこの「境」という名前。これは本郷台地と上野台地の"境"である事に由来します。明らかに地形に影響されているのです。これはたいへん興味深いことではないでしょうか?



境稲荷にお参りしてマッピングした後は不忍池を半周し、上野台地(現在の上野公園)を目指します。こうして実際に本郷台地、不忍池、そして上野台地と歩いてみるとその高低差には驚かされます。確かにここはかつて波打ち際だったのだ、そう強く感じました。




次にお参りした忍岡稲荷(通称穴稲荷、花園稲荷)は不忍池から上野台地に登る坂の途中にあります。これもまた創建年代は不明ですが、江戸期には上野の山の守護神として篤く信仰されたようです。穴稲荷の通称の通り、狐が棲んだという洞穴が祀られています。幕末、彰義隊が壮絶な戦いを繰り広げた場所としても有名です。坂の途中に建っている為境内にはかなりの高低差、とても雰囲気のある神社です。


この日はお天気にも恵まれ、本郷台から上野台まで約4kmほど歩いて四社の稲荷にお参りしマッピングすることができました。古代の風景を想像しながら坂を登ったり降りたり、この稲荷は何年前からここにあるのか想像してみたり、他愛もない事ですがこれがどうして面白い。アースダイバーマップbisが、そんな風に、皆様のフィールドワークを彩るお手伝いができたら幸いです。次回は銀座のフィールドワークの様子をお伝えします。(中沢新一ゼミ)

2010年10月3日日曜日

投稿増加中

アースダイバーマップbis、第一回テーマ「稲荷」の投稿が増加中です。デジタル地球儀上に、オレンジ色の光点がたくさん。


特に中央区の数がすさまじい。@sigmode21さんによるフィールドワークの成果です。地図では網羅されていない稲荷のサンプルが多量に集まり、地図が充実しつつあります。五十嵐丈鑑(@earth_diver)さん、勝田亜加里(@akari_ktt)さんの投稿も多数。

アースダイバーマップと稲荷の分布が一致する以下のような例をみるとき、運営サイドながら”ぞくっ”とします。狙って引けるラインではないはず。


アイコンデザインやインタラクションも少しづつアップデートしています。サンプルが大量に集まることで見栄えも変わっていき、それに合わせたデザインを施す必要がでてきます。今回は、プレイスマークやグラウンドオーバレイを宙に浮かせ、青色の地形モデルに埋もれないようにしましたが、まだ手を入れたいところです。先日のGoogle Developer Day 2010の際、高田健介君(@k_takad)がしきりに再デザインしたがっていたので、今後に期待したいところ。よろしく。


こんなかんじで運営サイドも楽しみながらやってます。引き続き、アースダイビング体験と投稿をお楽しみください。(渡邉英徳)