アースダイバーマップBis Earth Diver Map Bis : 多摩美術大学 中沢新一ゼミ + 首都大学東京 渡邉英徳ゼミ

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2010年9月11日土曜日

マッピングテーマ「稲荷」について

twitterにてご質問をいただきましたので、第一回マッピングテーマである「稲荷」について少々補足いたします。



「稲荷」とはご存知の通り「赤い鳥居」と「白い狐」がトレードマークの日本の神様です。伏見稲荷大社のようにとても大きな社をもつものもあれば、都会のビルの屋上に佇む小さな祠まで在り方や歴史も様々。簡単ですが箇条書きでお稲荷さんの特徴を挙げてみましたので、ぜひお稲荷さんを探す時の参考にしてみてください。

■鳥居が赤い

お稲荷さんは神様ですので、ほぼ必ず鳥居が併設されています。
赤い鳥居の神社がすべてお稲荷さんという訳ではありませんが、お稲荷さんである可能性はかなり高いと言えるでしょう。

■鳥居が多い

回廊のように鳥居が立ち並んでいる神社、これも多くの場合お稲荷さんです。
京都の伏見稲荷を想像していただくとわかりやすいと思います。

■狛犬のかわりに狐の像が境内にある

狐はお稲荷さんの御使ですので、稲荷神社の境内では狐の像があちらこちらで見られます。ちなみに、ときどき誤解されていますが稲荷神が狐の姿をしている訳ではありません。

■ビルの屋上などにある事も

「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」という言葉がある通り、江戸時代、お稲荷さんは江戸中に爆発的に数を増やしました。今では開発され高層ビル街になっている地域でもビルの屋上にひっそり残っている事は少なくありません。
松坂屋 銀座店の屋上にある「かく護稲荷」などがその例です。

■神社の末社として鎮座している事も

神社では一番大きい本殿・拝殿以外にも別の神様を祀っている事があります。
これを摂社・末社といい、この中にお稲荷さんがいる事もあります。

■そもそも「〜稲荷」と書いてある

当たり前といえば当たり前ですが、意外と見落としがちです。
結局、神社名が「〜稲荷」ならそれは間違いなくお稲荷さんなのです。
(もちろん「〜稲荷」という名前でなくても、お稲荷さんを祀ってあることもあります。)

逆に、これまでの条件に当てはまっているようでもお稲荷さんではない神社もあります。例えば厳島神社など。赤い鳥居で有名ですが、祀られているのはお稲荷さんではなく弁天様です。

神社の名前は鳥居に掛けてある「額束(がくづか)」というものに書いてある事が多いようです。


この記事が皆様の稲荷探訪フィールドワークの参考に少しでもなれば幸いです。皆様のご投稿、心よりお待ちしております。投稿の仕方はこちら。(中沢新一ゼミ)

2010年9月10日金曜日

INTERNET WATCH記事+「稲荷」の投稿増加中


インプレス「INTERNET WATCH」にて、「アースダイバーマップbis」に関するとても丁寧な紹介記事が掲載されています。以下、記事より引用。
これらのスポットの配置が縄文海進期の海岸線や河川の位置とどのような関係にあるのかを考えてみると面白い。例えば古墳は河川の流れに沿って配置されているように見えるし、品川駅の鉄道用地は縄文時代の海岸線と同じ曲線を描いていることがわかる。Google Earthの画面をもとに中沢氏の思索を追体験してもいいし、自分自身で新たな切り口から東京について考察してみるのもいいだろう。
さて、この記事はTogetterの議論まとめにリンクし「アースダイバー」の科学的妥当性について言及しています。さまざまな見解がありますが、少なくともコンテンツ制作に携わった私自身は、アースダイバーマップbisを”まちあるき・フィールドワークの入り口となるエンターテインメントコンテンツ”であると考えています。 原著「アースダイバー」がまさにそうであったように、一万年前の風景に想いを馳せつつ、東京の街をあるくためのプラットフォームとなれば、と思います。


また、第一回投稿テーマ「稲荷」の投稿がじわじわ増加中です。上記は多摩美中沢ゼミの五十嵐さんらによる投稿。皆さんの投稿により地図が完成に近づいていきます。ぜひご参加を。(渡邉英徳)